「お母さんや赤ちゃんに何らかの問題が生じて、自然分娩が難しいと判断された場合に、開腹手術で胎子を取り出す方法のこと」
なんで「帝王」なんだろうって思いませんか?
正直に言うと、僕は最近まで疑問に思ってませんでした。
てっきり、どこぞの皇帝の赤ちゃんを取り出したのが始まりなんかと思ってました。
語源について調べてみましたので、ご紹介します( ´∀`)
- この手術が出来た当初、ラテン語でsectio caesareaと呼ばれており、「切開する」という意味を持っていた。
- それを他国で「カエサル=皇帝」と誤訳してしまい、そのまま現在まで使われているらしい。
帝王切開って誰でも知ってそうな単語ですが、まさか誤訳から始まったとは。Σ(‘◉⌓◉’)ビックリ
そんな帝王切開ですが、執刀医(僕目線)でホッとする瞬間、嬉しい瞬間があります。
- 1:赤ちゃんの産声が聞けたとき
- 2:手術後、お母さんがしっかりと目覚めてくれたとき
- 3:赤ちゃんがお母さんのおっぱいを飲んでくれたとき
特に赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれると、ものすごく嬉しいものです♪
スタッフ全員、頬が緩みます(*´ー`*)
生まれてきた赤ちゃんはとっても可愛いです(*´∇`*)
一生に一瞬しかない、生まれたての赤ちゃんを見て触れられることは我々の特権だと思います。
本音を言えば、仕事そっちのけでもっと触りたい(*´Д`*)
少し前になりますが、当院でも帝王切開で可愛いワンちゃんが2頭生まれてくれました!
今もスクスク育っていて、次に会える日がとっても楽しみです( ´ ▽ ` )ノ
帝王切開には、人手が必要です。
もし、これから愛犬・愛猫の出産を考えている方がいらしたら、事前にお近くの動物病院に相談してくださいね☆