どうも、院長の星野です。
9月も終わりに差し掛かり、寒暖差が大きくなってきました。
みなさま、元気にお過ごしでしょうか?
さて、当院では中学生や高校生などの職業体験を受け入れています。
今年は小学生も見学に来てくれました( ´∀`)
職業体験と言っても基本的には見学になりますが、動物病院の流れを裏から見てもらい、「動物のために働くとはどういうことなのか?」を学び、考えてもらっています。
毎回、動物に関わる仕事に興味のある生徒さんが来てくれます。
実際に動物病院の現場を体感することで、将来の進路選択の一助になれば嬉しいです☆
「昼休みも仕事をしているとは思わなかった」
こう言われたことが印象に残っています。
そりゃ、そうですよね。動物病院が裏側なんて普通知りませんよね。
良い機会なので、とあるH動物病院の仕事ついて簡単にご紹介しようと思います。
注意! 他院さんの1日の流れが記事になっているのを見て、慌てて仕上げたことは秘密です :(;゙゚’ω゚’):
途中まで描いてたものを、頑張って書き上げました( ´_ゝ`)
でも写真を撮れていないので、写真を用意できたら改めて完成させたいですね!
動物病院のお仕事 〜こんなことやってます〜
① 診療時間前
診療が始まる前にスタッフ全員でミーティングを行います。その日の流れを確認・意思統一を図ります。
- 当日の手術や検査予定などの確認
- 入院やホテルの子の確認
- その他、引き継ぎや注意事項の確認
朝礼後は治療、処置、検査、お世話などをします。もし体が汚れている子がいれば、この時間に洗っています。
- 入院している子の治療や処置、検査など
- ホテルの子の散歩やお食事などのお世話
- もちろん合間には我らのアニマルスタッフのお世話もしています
② 午前の診療(9〜12時)
診療時間になると次々に患者さんがいらっしゃいます。内容は様々です。予約制になり、ある程度は事前に把握できるようになりましたが、やはり診察してみるまで分かりません。時には急患の方もいらっしゃいます。
- 爪切りや肛門腺絞りなどのケアメニュー
- 予防(ワクチン接種など)
- 体調不良の診察、検査や治療
- 定期検査
- 手術や検査のお預かり
- 急患対応
- など
もちろん診療だけではありません。検査、治療、処方・調剤、会計、電話対応、手術準備など様々な業務をこなしていきます。入院患者の治療や観察も同時に行なっていきます。
動物病院の仕事はチームワークが大事です。スタッフで連携しながら仕事を進めます。今年も生徒さんから「裏でのチームワーク、流れがすごい」とお褒めいただきました(๑˃̵ᴗ˂̵)
③ 昼間(診察の合間:12〜16時)
午前の診療が終了したら、長い休憩時間。。。というわけにはいきません。手術や検査など、やることは盛り沢山です。
- 手術:予定していた手術もあれば、緊急手術もあります。最大2件を同時進行します。去勢や避妊手術から腫瘍切除、内視鏡検査など様々な病気に対応します。
- 検査:病気の検査や健康診断なども行っています。犬や猫は獣医師1人では検査できないので、人手が必要な検査は昼間に行うことも多いです。
- 治療:入院治療も引き続き行いつつ、抗がん剤治療などの日帰り治療も行います。
- 往診:手術や検査などの予定次第ですが、往診に行くこともあります。予約制になります。
- 急患対応:時には急患の対応もあります。
- 勉強会:新しい薬や食事などのセミナーを行ったりします。
- ランチ:待ちに待ったランチタイム(๑˃̵ᴗ˂̵) 全員で協力して、ちゃんと休みを確保します。
④ 午後の診療(平日は16〜19時、土日は15〜17時)
午前と同様に、次々と患者さんがいらっしゃいます。基本的には午前の診療と同じ感じです。手術や入院の子の治療や観察も並行して行なっています。
ここでも皆で連携しながら、様々な業務をこなしていきます。当たり前ですが報連相がとっても大切!
⑤ 午後の診療終了後
夕食前のお散歩タイムです。食事や排泄管理、治療なども行います。掃除、翌日の手術や入院などの準備、カルテチェックなど診療後もまだ仕事は残ってます。調べ物や治療計画の相談なども行なっています。
時には、ここから緊急手術を行うこともあります(´⊙ω⊙`)
いかがでしたか?
かなりザックリですが、うちの病院について知ってもらいたくて書いてみました。「大変そう」とかネガティブなことではなく、「へー、そんなことしてるんだね」って思ってもらえたら幸いです★
僕らは動物から毎日たくさんの活力をもらっています(*´ω`*)
病気が治って元気になってくれたり、
可愛い姿を見せてくれたり、
いろんな子と触れ合ったり、など
これからも毎日笑いながら、楽しく元気に仕事をしていきたいです( ´ ▽ ` )